第3章 マネージャーなのに。
~ユリノside~
さっきは思わず涙が出てきて、正直焦った。
ナムジュンは気づいてないみたいだけど。
待合室への廊下を歩いていると、急に前が真っ暗になった。
『え!?何!!?』
JM「俺だよ~!ビックリした?」
私から手を離し、ジミンがピョンと目の前に現れた。
JM「ねぇユリノ、おいで?」
『...はい?』
いや、両手広げて"おいで"って言われても...
...何なの!!?
『いや、無理無理無理!!』
JM「え~、何でさ!」
えー。
こっちが何でよ。
私そんなに疲れてるように見えるのかな...?
『大丈夫だよジミン、私そんなに疲れてないから!』
JM「え、いや、でも...」
『大丈夫だって!じゃあね!!』
なんか危なかった。
だって今優しくされたら涙出そうで...