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12色のアイ

第13章 Sweeter than sugar


「それにしても…ほんとに珍しい」
「な、何が…?」
「キミがこんなにおねだりしてくるなんて」
「その…はしたない、かな?」
今更になって恥ずかしくなる。
つい天さんから視線を逸らすと、顎を掴まれて無理矢理視線を合わせられた。
「うん。はしたない。でも……はしたないキミも最高…」
ペロリと舌なめずりをする天さんが、とても色っぽくて、いやらしくて心臓の鼓動が大きくなる。
天さんにバレてしまいそう……。
「ねぇ、バレてるよ?」
「えっ…!」
天さんの熱い手がちょうど心臓の真上の位置に触れる。
「すごいドキドキしてる…ボクと一緒にいるだけでこんなになるんだ……」
壊れ物を扱うかのように優しく撫でる。
こんなの…収まるどころか止まらなくなる……!
「天さんっ…も、欲しい…お願い、早く…」
「いいよ。でも…おねだりの仕方は教えたよね?」
天さんの声が甘く響く。
私は両脚を持ち上げ広げた。
分かりやすく言うと、今、私は自ら秘部を天さんに曝け出しているのだ。
そして、
「お、ねがい、します…私の、えっちなとこ、いっぱい苛めて…は、孕ませて…くださいっ…」
こう言うのが天さんに教えつけられたおねだりの仕方だ。
「よくできました…今、あげるからねっ」
「あっ、きたっ、ひ、ひぁぁ!!」
天さんのが中の弱いところばかりを責めてくる。
声が、止まらないっ……!
「あ、あ、ああっ!そこ、もっとぉ!」
「うん。分かった。満足するまでいっぱいシたげるね…」
「うんっ、うんっ、嬉しい…!」
愛撫に夢中になりすぎて、天さんの手がクリトリスに伸びているのに気づかなかった。
キュッと摘まれるとビクンッと身体が大きく跳ねる。
それに気を良くしたのか、私の胸に吸い付き始めた。
「やぁぁ!だめ…!一度には、だめぇぇ!」
「ん…ふ…何で?良さそうだけど?」
「良すぎて、だめなのっ…!あっ、んあぁぁ!!お、かしく、なっちゃうぅぅ!!」
「ふっ…は……いいよ、おかしくなって…ボクにおかしくなったキミを見せて……百合」
「なまえっ、だめ、あ、も、だめ…ああぁぁ!!」
また強い快楽が電流のように身体を駆け巡る。
「ちょ…名前、呼ばれただけでイったの……?ほんと、淫乱」
天さんがまた耳元で囁く。
私はもう心も身体もドロドロだ。
「はぁ…可愛い、本当に可愛い……ボクの子、孕んで……!」
「は…い……喜んで…!」
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