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12色のアイ

第8章 縄とナイフと血のキスを


百side

嬉しい。嬉しい。
やっと彼女がオレだけのものになった。
こんなに心が満たされたことは今までにあっただろうか。
「あ、んっ…も、もさんっ……」
オレの下で彼女が鳴く。
小鳥のような可愛らしい声、体をよじって快楽に堪えようとする淫らな姿、とろけ始めている顔。
この全部がオレのもの……。
「百合、百合……」
彼女の名前を呼びながら胸に手を這わせる。
思っていたよりも柔らかくて我慢がきかなくなる。
先端を摘んだり、舌を這わせたりする。
甘い悲鳴がたくさん聞こえてくる。
その声を聞くだけで、オレのもの結構限界が近づいてきた。
「百合……下脱いで、脚開いて……」
「へ……あ、うぅ……」
彼女は顔を真っ赤にしながらショーツに手をかけた。
そして、脚を掴み秘部を開いて見せてくれた。
下はまだ全く触っていないのに濡れてぐしょぐしょだった。
「ふふ。いい子……そのまま脚持っててね」
オレは彼女の秘部に顔を埋め、舌で愛撫し始めた。
「ひゃぁっ!あ、や、んあっ…ふ、ああっ……!」
気持ちがいいのか、彼女の声が一際甘く大きくなった。
クリトリスを舐めると蜜がゴポリと溢れて止まらなかった。
「ん、んく……すごい……舐めても舐めても溢れてくる……」
オレは夢中になって蜜を舐め取り続けた。
「あ、あ……もも、さ…も、だめっ……あ、ああぁっ!」
敏感なところに刺激を与えすぎたのか、彼女はいとも簡単に達してしまった。
「ん、はぁ……もうイったの?だめじゃん。そんな悪い子には、お仕置きだね……」
「へ……?」
オレはズボンのチャックを下ろし、自身を取り出した。
「はぁ……力、抜いててよ……」
ズンッ、と彼女の中に自身を押し込んだ。
そこからは慣らしていないため血が出ている。
「ひっ……うぁ、い、たい……うぅ……」
さっきまでとろけていた彼女の顔が苦痛で歪む。
「あ……ひ、どい……」
涙が一粒、二粒と流れていく。
オレはその光景を見てかわいそうだとか、悪かったなとかは思わなかった。
……正直、もっと泣かせたいし鳴かせたい。
苦痛で歪む表情もかなりそそる。
オレは彼女の目から零れ落ちる涙を舐め取り、激しく腰を動かした。
もちろん、彼女の身体を気遣う気は全くなかった。
だって、彼女の身体はオレのものってさっき決定したし、オレの好きにしていいってことでしょ?
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