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12色のアイ

第6章 可愛い人ですね!?


一織くんが、私のあそこを舐めてる。
その光景にはいつまで経っても慣れない。
一織くんの熱い舌が、息が気持ちいい。
もう達してしまったのか、という質問に素直に答えると、一織くんの顔が見る見るうちに赤く染まっていく。
いつものポーカーフェイスが崩れていくのは見ていて気分がいい。
一織くんの可愛い顔が見れるから、というのもあるけど、それよりも、私で崩れていくのが何よりも嬉しい。
「い、一織く、も、そこいいからっ…欲しい……!」
「だめです。ちゃんと慣らさないと、辛いのはあなたなんですよ」
「で、でも……」
指とか舌とかじゃなくて一織くんのが欲しい、そう私の身体が叫んでいる。
「わ、たし……発情期のえっちなうさぎだから我慢できない……ちょーだい?一織……」
「!あなた…なんてことを…!」
「だって、一織のも辛そう……」
そっと一織のをズボン越しに触ると、そこはもう既に硬く大きく主張していた。
「し、仕方がない人だなっ……お望み通り、挿れて差し上げます」
一織は慣れた手つきでゴムを着けると、私の入り口にそれを当てがいゆっくりと挿れてきた。
「く…力、抜いてください……」
「あ、ひぅ……む、り……」
「きつ……食いちぎられてしまいそうです…」
全部入ったのか、一織が動きを止めた。
そして、なぜかそのまま動かない。
「い、おり……?」
一織は挿れた状態のまま手を伸ばし、ベット近くの棚を探った。
戻ってきた一織の手には、スマホ。
「せっかく可愛らしい格好をしているのですから、たまにはこういうのも有りでしょう……?」
にっこりと笑う一織の顔には、優しさの他に高校生とは思えない色気が漂っていた。
「や、まって、撮る気!?だめ!」
「どうしてですか?私しか見ませんよ?」
「だ、だめなものはだめ!」
「……分かりました」
案外すんなりと引き下がってくれて内心ほっとした。
「では、撮るのを止める代わりに、本当の理由を教えてください」
「へ……?」
「『構って欲しい』は建前でしょう?」
見透かされてる。そう確信した。
「正直に言ってくださったら撮ることは止めますし、ちゃんと動いてあげますよ?……このままではあなたも私も辛いでしょう?」
「ぅ………」
確かにこんな生殺しの状況は辛いけど、本当のことも言いたくない。
でも……。
私は口を開いた。
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