第29章 ばかになった愛はこれから

千side

「こら、起きて」
こりこりと指先でクリトリスを弄りながら声をかける。
「モモ、ちょっと教えすぎたかな？」
「全身性感帯みたいなもんだもん。そりゃ飛ばすよね〜」
「ねぇ、起きてよ。百合、早くその瞳に僕を写して」
こちゅこちゅとGスポットを弱い力で押す。
「百合、好きだよ。ね、起きて」
「……んっ、ふ、ぁ……ゆ、きさ……」
「あぁ、起きてくれた……」
意識を取り戻してくれたことが嬉しくて、濡れた唇を勢いよく塞いでしまった。
「ユキがっつきすぎー！」
「ん、はっ……仕方ないだろ、ずっとこの娘が欲しかったんだから。ね、君もそうだよね？」
浅い所を刺激しながら問いかける。
「ん、んっ、そ、れす、あっ……ゆきさ、さみしかった……」
「えー、オレがいたじゃんっ」
「んあっ、ふたりとも、ぁ、ほしっ……！」
「欲張りになっちゃったね」
「ぁ、あ、あさいとこ、ばっかやぁ……！ん、ふ……よくばり、きらい……？」
「そんなわけないじゃん。だって、オレたちが欲張りになるように教えたんだもん」
「そうだよ、いい子だね」
「あ、ひぅ、い、こ……？あっ、うれし、んん、もっと、もっとほし……！」
「素直ないい子。今日もたくさん甘やかそうね」
彼女はちょっと酷いことを言われるのも好きだけど、よしよしセックスが一番好きだ。
褒めてあげると、中がきゅぅぅと甘くしまって、甘イキしまくりの頭ふわふわになってしまう。
僕もモモもそれを見るのが大好きだ。
「浅いとこいや？奥してもいいけど、意識飛ばさない？」
「とばさない、とばさない、から、いっぱ、こちゅこちゅし、ひうぅ！！」
「あﾞー、いい子。意識あるよ、偉い子だね。よしよし、いっぱい気持ちよくなろうね」
「あﾞ、あぁﾞ！！ぎもちっ、あ、しきゅ、しゅき……！！ひんっ！？おっぱいも、らめ……！！」
「ダメなの？ほんと？」
「あ、あﾞ、らめじゃ、な、あうゔ！！ちくび、とれちゃ、あぁ！！おくも、こわれちゃ、こわれちゃうぅﾞ！！」
「いいよ。は……ほら、そろそろ出すから、ちゃんと壊れようね、いい？」
「あﾞ、あﾞ！は、いっ！おにゃか、いっぱいらひて……！！」
亀頭をぐりと押しつけて、一滴も溢さないように注ぎ込む。
教えた通り、絶頂しながらも脚を僕に巻きつけている。いい子だ。
「く、は……ほら、次はモモだよ。たくさんヨくしてあげてね……」