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12色のアイ

第27章 好奇心は猫をも殺す


百side

「ぁーー、は、はぁ……」
射精したせいか、消えていた理性が少し戻ってきた。
こんなに夢中になったの久しぶりかも。
目の前の彼女の様子を見てそう思った。
「ぁ……あ……っ」
ぴくぴくと体を震わせている彼女。
全身ピンク色なのに、お尻は白くなっていて目に毒だ。
オレの精液が丸いお尻を伝って、脚に流れる。
その光景だけで、また元気になってしまいそうだった。
「ん?おっと……」
ずるり。
ついに彼女が崩れ落ちる。
すんでのところで支え、お姫様抱っこをしてあげる。
今はどんな刺激でも辛いだろうから、優しくベッドの上に下ろす。
「おーい、百合ちゃーん」
虚な目をしている彼女に声をかける。
「飛んじゃった?おーい」
ぺちぺちと軽く頬を叩くと、彼女の潤んだ瞳がオレを映した。
「も、も……?」
「あはっ、声酷いね」
彼女の頭を撫でながら上に跨る。
ベッドサイドからゴムを取り出して、とっくに元気になったオレのに被せる。
ふにゃふにゃの力の入ってない彼女の膝裏を持ち、脚を上げる。
「ぇ……う、そ……」
「嘘じゃないよ。オレ、言ったよね。ベッドでもしてあげるって」
有言実行なんだ、オレは。
「だめ」だの「やめて」だの言う彼女を無視して、ゆっくりと中に侵入する。
「あ゙ーー……さいっこう……」
たくさんイかせたおかげで中はキツキツなのにふかふかでトロトロ。
シーツに水溜りが出来そうなくらい濡れてる。
思わず声が出てしまうくらいには具合が良い。
「動くね……」
「やっ、あ、あ゙あ゙あ゙ッ!!」
鳴き叫ぶ彼女を見る。
大粒の涙がひっきりなしに零れ落ちて、目は蕩けてハートマークが見えそうだ。口からも唾液が零れている。
乳首もクリもピンと勃っていて、それはもう可愛くて可哀想だった。
……でも、触ってあげないのも可哀想か。
そう思って片方の手で乳首を摘む。
「ひあ゙っ!!やめ゙、さわら、ないれぇ…!!」
中がより締まってうねる。
いじめればいじめるほど反応が返ってきて可愛い。
「あー、かわいい。かわいい。ね、ほら、手、繋ごう?」
シーツを握る彼女の手を解いて、指を絡ませる。
しばらくすると精液が上がってくるのを感じて、ゴム越しに精を放つ。
息を整えて彼女の方を見ると、いつのまにか彼女は気を失っていた。
申し訳ないなと思いながら啄むようなキスを唇に落とした。
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