• テキストサイズ

12色のアイ

第27章 好奇心は猫をも殺す


〜ピロートーク〜

「ももの、ばか」
「声酷いね!」
「だれの、せいだと、おもって」
「オレかな」
「…………ばか」
「嫌いになった?」
「………………」
「なってないんだー!かわいいー!!モモちゃんきゅんきゅんしちゃう!!」
「……に、なった……」
「え?なんて?」
「だいすき、だったのが、すき、に、なった……」
「……ん?ごめん、もう一回言ってもらってもいい?」
「だから、だいすきだったのが、すきになった……」
「大好きからワンランク下がって好きになったってこと?」
「うん……」
「…………可愛すぎない?もう一回抱くよ?」
「いやだぁ……」
「あ、これは本当に嫌な時の声。でもさ、最初におねだりしたのは百合ちゃんだよね?」
「うぅ……」
「またおねだりしてよ!楽しみにしてるから!」
「もう、ぜったいしない……」
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp