第26章 今日から夫婦になります

恥ずかしすぎて涙が零れる。
恥ずかしいのに甘イキが止まらない。
やっぱりベッドの上がいい。
そう言おうとした時、ずるりと熱いものが秘部を擦った。
「はぁ……もう挿れていい？勃ちすぎて痛いんだけど……」
「ひ、ぁ、あ、ま、まって、ふぁ、だめぇ……」
脚がぷるぷる震えてる。
今日はいつもより感じてしまって、些細な刺激にも敏感になっている。
このまま千のが挿れられでもしたら、それこそ本当におかしくなってしまう。
千のは相変わらず、秘部を擦り続けている。
クリトリスがすれて快感を得てしまう。
「ゆき、まって、おねが……ひっ……」
お願いするために後ろを向いたことを後悔した。
「はぁ、は……」
ギラギラと欲が渦巻く熱い瞳。
それから目が離せなくて、ごくりと唾を飲み込む。
こういう時は私はいつもいっぱいいっぱいで、千の顔もろくに見れてないことが多かった。
だから、こんなに近くで千の雄の顔を見たのは初めてで。
どろり。胎の奥が溶けるのがわかった。
「ごめん、もう限界……」
「ひ、あああぁぁ……」
私の身体を考慮してか、ゆっくりと侵入してくる千。
そのせいか、千の熱さとか、硬さとか、血管まで意識してしまってまた軽くイってしまった。
千の下生えと私のお尻がぶつかる。
「ぅ、はぁ……今日は、本当にたくさんイくね……中、ドロドロだよ……」
「いわな、でぇ……！」
「く……嫌がってる割には、はぁ、よく締め付けてくるけど……？」
違う。
そう言おうとした時、ぐりぐりと弱い所を硬い先端で押された。
「あっ、あ！だめっ、それ、きもちい……！」
「気持ちいいなら、良くない……？」
ぐり、ぐちょり、ぐちぐち。
そんないやらしい音が聞こえてくる。
「後で、奥、たくさん突いてあげるから、くあっ……今は、これで我慢ね……」
執拗にそこを押されて、私は口も閉じれずに喘ぐしかなかった。
「あ、ふ、ひぐっ、ぁ、きもちっ、きもちいっ」
千に散々開発されたポルチオが早く突いて欲しいとうずく。
千にも気持ちよくなってほしくて、お腹に力を入れる。
背後から聞こえる千の声が大きくなった気がして嬉しくなった。
「あっ……まずい、な……出そう……」
「あ、あ、ぁ、ぅあっ、あぁっ……！」
「後で、綺麗にするから、許して……あﾞぐぅっ……！」
私が深い絶頂に陥ったすぐ後、中が酷く熱くなり、千の精液がボタボタと床に落ちた。