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12色のアイ

第22章 一生に一度の大切な日


楽side

「………っ………」
目の前の光景と感触に息を飲む。
「ひ、ぅ…ぁ、ん…」
ついに俺の嫁となった彼女は、ひたすらに俺の指を使って快楽を得ている。
結婚初夜だからこそゆっくり彼女を愛そうと思っていたが……これは、耐えられそうにない。
ぐち、ぐち
下着越しからでも蜜が溢れ出て止まらないのが分かる。
早くその下着を取り去ってしまいたい。
溢れる甘い蜜を舌と指で味わいたい。
狭い場所で必死に俺を迎える健気な膣を愛したい。
…酷く、してしまいたい。
ぐ、と溢れる欲を抑え、少し強めの力でクリトリスを押す。
「ひぁ…!?」
ククッ、と喉から笑い声が出てくる。
「今日は随分と欲しがりだな」
聞きながらクリトリスを弄り続ける。
「ぁ、ひっ…!ふ、あ…だっ、て、やっと、結婚、ん…できた、のに、ぁ、くれない、からぁ…」
快楽に翻弄されながらも答える彼女に愛おしさが増す。
意地悪もしたいが、今日は結婚初夜。
とことん甘やかすと決めている。
クリトリスを弄るのを一旦止め、下着に手をかける。
俺のために選んでくれたであろう可愛い下着。
脱がすのも惜しいが、汚すのも悪い気がする。
するりと下ろすと透明な糸が伸びる。
「…たくさん、濡れたな」
思わず零れた言葉に彼女が顔を赤く染める。
そのまま下着を取り、ベットの下に投げる。
膝に手をかけ脚を開く。
抵抗されないのをいいことに完全に開くと、濡れそぼった秘部が見えた。
「っ…あ、んまり、見ないでぇ…」
「綺麗だ」
言葉に反応したのかまた蜜がコポリと零れる。
彼女は恥ずかしいのか、唇をキュと固く結んで涙目でこちらを見る。
…本当に可愛い女だ。
「指、挿れるぞ」
小さく頷いたのを確認して、人差し指を挿れる。
熱い肉が絡まる。
「はは…もうぐちゃぐちゃだ。何回身体を重ねてもキツイままだ…痛くないか?」
コク、コクと頷く。
それなら、ともう一本指を増やす。
「ぅあっ……」
小さな穴が一生懸命俺の指を咥える。
愛おしすぎて頭がクラクラしてくる。
「痛くないか?」
さっきと同じ質問を繰り返す。
もう指二本くらい痛くないはずなのについ確認をしてしまう。
…柄にもなく緊張しているのか。
「ん、ふ…大丈夫、ぁ、だいじょぶ、だから、楽さ、我慢しないで…」
「っ…!」
堪らず指を激しく動かす。
ザラザラした内壁を擦り押し上げると、彼女が甘い悲鳴をあげた。
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