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12色のアイ

第17章 食べ物の無駄遣い、ダメ、ゼッタイ


まずい……嫌な予感しかしない……。
「た、環、落ち着いて、あ、ほら、王様プリンまだあるよ?」
「………」
無言!?あの環が無言!?
怖い!!怖すぎる!!
そのまま引っ張られていると、着いたのはお風呂場。
「た、まき……?」
環はガチャリとお風呂場の扉を開け、私を中に押し入れた。
力強く押されたせいで、膝を床に打ってしまった。
「いっ……環……?」
「服、脱いで」
「は?」
唐突すぎる。いきなりそんなこと言われても困る。
「なんで」
「いいから」
「え、やだ」
「はー……わかった」
言う通りにしない私に痺れを切らしたのか、環が私の服に手をかけ脱がし始めた。
今日の私はTシャツに短パンというラフな格好だから、あっという間に脱がされてしまう。
抵抗も虚しく、脱がされ続けた私は既に全裸。
「た、環っ……やめ……」
環の顔が近づいてきて、反射的に目を閉じる………が、一向にキスは来ない。
それどころか、「忘れもんした」とお風呂場から出て行ってしまう始末。
え……普通このまま置いてく……?
少し期待した私がバカみたいじゃない……。
あまりの動揺で身体が動かないままでいると、右手にスプーンが入ったままの王様プリンを持った環が帰ってきた。
そして、スプーンで王様プリンをすくって私の身体にかけた。
「ひっ……!?」
プリンの柔らかい感触と冷たさが直に伝わってくる。
「やっ、た、まき…やめてよぉ……」
「……」
また無言!?
無言でプリンかけ続けるってどういうことよ!!
「……できた」
「うぅ……もう最悪……」
私の身体の至る所にプリンがかかっている。
しかもそれを見て環は心なしか嬉しそうな顔をしている。
「安心しろよ、ゆりっち。これからしっかり構ってやっから」
「え、やだ、やめっ、ん!!」
環の舌が私の胸を舐める。
プリンを綺麗に取るように舐めたかと思うと、先端をちぅと吸う。
「や、あっ……ふ…たま、き…」
「あっま……元から甘いけど、さらに甘くなって俺好みになった」
「やだっ!そんなこと言わな、あん!」
環の顔が胸から下へと降りていく。
プリンを余すことなく舐めとり、そのまま身体に痕を付けていく。
私の身体は既にプリンと環の唾液でベトベトだった。
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