第5章 土方十四郎(R指定無し)
そんなこんなで、銀さん達万事屋に江戸を案内して貰う事になった。
ショッピング、観光名所、歌舞伎町名物"喧嘩"…
色々なものを見せて貰って、気付けばもうとっくに日が沈んでいた。
「万事屋さん。今日は色々とありがとうございました。お礼と言ってはなんですが…この後ご飯でもどうですか?」
「良いアルね!久しぶりにケーキ食べたいアル!」
「神楽ちゃん、食べるとしてもケーキは食後だよ?」
「いや…残念だが、俺達はここまでだ。久しぶりに母さんに会ったんだ。サナも話してぇ事、沢山あんだろ?」
「うん…でも…」
「そんじゃあ俺らはここまで。帰るぞ、神楽、新八!」
「…わかったアル!サナ〜また今度遊ぼうネ!」
「分かりました。サナさん、さよなら!」
「銀さん、神楽ちゃん、新八君、ありがとね!」
「ありがとうございました。」
お母さんは深々と頭を下げていた。
その後、私達はとある飲食店に入り、食事をした。
しばらく楽しく会話をする。
唐突にお母さんの顔が真面目になった。
「サナ…」