第5章 土方十四郎(R指定無し)
中からそんな会話が聞こえた。
「本当に大丈夫なの?なんか凄い会話が聞こえて来るんだけど…」
「…大丈夫。凄く優しい人達だから。」
「まったく。人使いが荒いんだから…。はーい、どちら様ですか?」
ガラララッ
「お久しぶり、新八君!」
「サナさん!お久しぶりで…」
「サナーーーー‼︎」
神楽ちゃんがぎゅっと抱きついて来た。
「久しぶりネ!元気にしてたアルか?」
「神楽ちゃん久しぶり!元気にしてたよ!銀さんは?」
「マダオなら部屋の中に…」
「おーうサナじゃねぇか!久しぶりだなぁ。ん?そっちの人は?」
「お久しぶりです!この人は私のお母さん!」
「こんにちは。サナの母です。何時もサナがお世話になっております。」
「あっあぁ。こちらこそ…。んで?今日は何の依頼だ?」
「今日は、江戸を案内して頂けないかな…と思って!」
「良いアルよ!サナの為なら何でもするネ!」
「本当?じゃあ銀さん、お願いしても…?」
「あぁ。構わねーよ?新八も来るだろ?」
「はい!行きます!」