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淫らに揺れるひと時の夢

第5章 土方十四郎(R指定無し)







門に着いた時、お母さんは近藤さんや沖田さん、十四郎と楽しそうに話していた。
流石お母さんだ。もう馴染んでいる。




「お母さんっ!久しぶりっ‼︎」




私はお母さんにぎゅっと抱きついた。




「サナ!久しぶり!会いたかったわ!相変わらず元気そうね!」



「お母さんこそ!元気そうで良かった!」




近藤さんと十四郎は私達の会話を微笑を浮かべながら見守っていた。




「そうだ!紹介するの忘れてた!こちらが真選組の局長さん。こちらが1番隊隊長の沖田さん、で…」



「こちらがサナの彼氏の土方十四郎さん、でしょ?」




カァァッと顔が熱くなる




「…」



「フフッ恥ずかしがらなくても良いのに。十四郎さんはしっかり挨拶してくれたわよ?「娘さんとお付き合いをさせて頂いてます、土方十四郎です」って。」




当の十四郎も顔を赤くしていた。




「まぁ…当たり前の事ですから。」



「ガハハハッ!トシ、お前もそんな顔するんだな!長年一緒にいるが初めて見たぞ!」



「うっうるせぇよ!」



「気色悪いでさぁ。死ねぇ土方ぁ。」



「お前も黙ってろや!」


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