第6章 夏に言ってみたいセリフ (Ⅰ)
沖「おいおい、結構なこと言ってくれるじゃねぇーか。おめぇは人に対して無礼かどうか判断する脳みそすらねぇんですかい?」
「いや、今さら何言ってんですか。さっきから互いにぼろくそ言い合ってるじゃん。」
沖「いーや、違うね。俺があんたに言ってたのはただの冗談でさぁ、しかしあんたはさっきから本心でしゃべってやがるまだあって数分の俺に。まだ、お互いのこともよくわかってねぇー状態で相手を本心でディスルのは礼儀がなってないんじゃねぇーか?」
おい、どの口が語ってるんだよと突っ込んでほしいのかなって思うぐらい礼儀がなってない少年に言われる私は何か色々と終わりなのではないかな・・・・何て考えてしまう
沖「まぁ、最初に話したときから頭のネジがすでに何本か行方不明になってることには気づいていやしたから、今さら脳みそに欠陥があったとしてもさして驚きやせんが」
「うん、絶対自分よりあんたの方がひどいよね、礼儀がなってないよね。失礼度MAXだよね。」
沖「はぁ、これだからガキは話にならねぇー。仕方がねぇーから旦那に口止め料たかりにいきやすかぁー」
さんざん持論なのか言い訳なのかくそなのかよく分からない言葉をつらつらと並べ、その上佑香の言葉を無視していった沖田に沸々と怒りが沸き上がる
そんな二人を見ていた新八は焦りながらもなんとか話を繋げようと佑香に声をかけた