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君は僕らの光

第5章 昨日母の手がお腹に当たって「ごめん胸に当たったね」と謝られた




俺の言葉に悔しそうにしている仮面野郎


「むー・・・あっ!じゃあ、あなたが好きに名前つけてみてくださいよ!!別に何でも良いんで!!」


・・・はぁ?


沖「俺がですかぃ?」

「はい!あだ名みたいな感じで気楽につけてみてくださいよ(まぁその名前が自分の[うさちゃんマン]よりも上なのかどうか見定めて貰いますがねぇ・・・)」

沖「(心の声駄々もれだな・・・)」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ」













本当にちょっとした出来心だ

決してこいつにあの人の面影を求めている訳じゃねぇ













ただ・・・・・
























    「中山佑香」









この光の消えた暗い世界で少しだけ光が見えた気がしたんだ





沖「どうかしたんですかぃ?…あー、やっぱり女の名前は嫌ですかぃ?」


なんだか急に静かになった仮面野郎


なんでぃ?・・・・・


「!!・・・・い、いや、それよりも・・・その
・・・やけにちゃんとした名前だなと・・・・だ、誰か知り合いのかたの名前なんですか・・・?」

・・・・まぁ、確かにあまりにも急ですもんねぇ、そりゃそうなるよな


?「・・・・あぁ、ずっと俺が探してる女の名前でぃ」

「・・・・・・なんで自分にそのなまえを?」

・・・・確かに、そう思うのが普通だな

?「・・・・・なんでですかねぇ・・・ただあんたを見てたら思い出しやしてね。・・・性別も違う、あんたの顔も知らねぇ、だが何て言うか・・・まとってる空気みてぇなもんが似てる気がしたんでさぁ・・・」


・・・・・本当に俺は、今日あったばっかりの野郎になんでこんな話をしてるんでしょうか

ちっ、調子が狂う野郎でい



・・・・ん?そういえば・・・



沖「そういえば、あんたの名前聞いたのに自分が名乗ってなかったな。これは失礼しやした。」
  







沖田はこの時気づかなかった


目の前の不審者が自分の探し求めている光だということに


そして、その光が仮面の奥で・・・・









沖「俺は新選組一番隊隊長沖田総悟でさぁ」








一粒の雫を落としていたことに。
 





















運命の歯車が動いた瞬間
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