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君は僕らの光

第5章 昨日母の手がお腹に当たって「ごめん胸に当たったね」と謝られた



・・・思ったより乗りは悪くねぇみてぇだな
でもさっきみてぇな警戒心も感じねぇし・・・やっぱりあの寒気は勘違いだったんですかねぇ・・・・・
それと多分、ガキなだけで男だなこいつ。最後の願いに女に囲まれることをご所望するような女はいねぇだろうからなぁ



・・・・・・・・・いや


あの人なら言いそうだな

いつも姉上の顔を見ては可愛い可愛いって言って騒いでたなぁ

確かに姉上は美しいが自分の面がどれだけ綺麗で俺たちを魅了してたかきっとあの人は気づいて無かったんだろ・・・・・・


・・・・・・はぁー・・・


沖田はまた無意識にあの人の事を考えている自分に小さなため息を吐いた



・・・本当に俺はいつまでも前に進めれてねぇや・・・





・・・・あっ、そういえば仮面野郎は・・・



すっかり存在を忘れていた仮面野郎のことを思いだしそちらに目を向けると
いつまでも空に祈るようなポーズのままぶつぶつと美少女と呟いてる仮面野郎がいた。
沖田はそんな仮面野郎に白い目を向けながら構えていた刀を下ろし、しゃがんで相手と目線を会わせた


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