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いざ!出陣! ~刀剣乱舞~

第14章 いざ!出陣! 【14】




~翌朝~


『う~ん…あれ?』


私は布団の中で伸びをすると目を覚ましガバッと起き上がった


『(はっ!私、いつの間に!?お風呂出てから記憶ないよ?ぅわあ~またやらかしたかな…?)』


そして周りを見ると、小さい子達が私を囲む様に寝ていた


『(あっ…ん゛~皆、寝顔可愛すぎる!撫でても良いかな?…うん、やめよう。起こしたら可哀想だしね)』


私はそっと部屋を抜け出し広間へ向かった


『(昨日はあの後、広間どうなったんだろう?まだ散らかってるかな?片付けにいこーっと)』


しかし広間はピカピカだった。


『(ゎあ!片付いてる!はぁ~ホント悪い事したな…ん?何か良い匂いする…)』


匂いに釣られて行った先は台所。顔だけで覗くと、そこでは光忠と歌仙さん、堀川君が朝食を作っていた


『(あっ!天才料理人三人衆!声掛けた方が良いかな?…邪魔になるかな?ん~ん~どうしよう…)』


台所では私が来た事に気付いた三人はコソコソと私に気付かれないように話していた


燭台切「歌仙君、堀川君、主が入口にいるね?」


堀川「うん、入って来ないね?」


歌仙「邪魔になると思ってるんじゃないのかな?」


『(よし!また後でちゃんと挨拶しよう!とりあえずここは小さい声で)光忠ぁ~堀川く~ん歌仙さ~ん、おはよ~~また後で来るね~』


そうして私は台所を離れると広間に戻った


堀川「あははっ!主さん小さい声で、おはよ~って言ってたね!」


燭台切「しっかり聞こえてたけどね」


歌仙「どこかへ行ってしまったね?」


燭台切「じゃあ、後はご飯が炊けるのを待つだけだから、主の様子でも見に行くかい?」


堀川「うん!そうだね!」


そうして三人で広間へ向かった


一方広間では…広い広間の真ん中で私はゴロゴロしていた。部屋に戻ろうと思ったが、小さい子達がまだ寝ていたから起こすと可哀想と思い部屋に戻れずにいた


『(しっかしホント広いなこの広間。早く誰か来ないかな?)』


私は横になったまま膝をギュッと抱えて丸くなった


『(うっ、どうしよう…寂しくなってきた…)ふぇっ…ぅっ…寂しいよぉ~』


堀川「主さん!僕達がいるよ!」


『へっ?』


私は起き上がり振り返るとそこには光忠と歌仙さん、堀川君が立っていた


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