第24章 いざ!出陣!【24】
信濃「ねえ、大将?もうすぐ夕飯の時間なのにどうしてこのタイミングでお風呂なの?」
私の隣を陣取って並んで歩く信濃君、反対側は後藤君が陣取っている
『今日の夕飯、出陣部隊の慰労も兼ねて豪華にしてくれるって!多分お酒もいつもより出てくるだろうしさ、きっと宴会になるよ?お酒飲んだ後はお風呂なんて危ないでしょ?お酒飲まなくても、どんちゃん騒ぎの後でお風呂って面倒になりそうだしね?』
信濃「なるほど!」
厚「それなら俺達より酒飲む奴らを先に風呂行かせた方が良かったんじゃないのか?」
私は斜め後ろにいる厚へ振り向くと
『そんな事したら、お風呂も入った事だし朝まで飲もうぜー!何て事になったら後々困る人が出てくるよ?後片付けもあるし」
薬研「なるほどな」
後藤「もし俺達が朝まで飲もうぜー!って騒ぎ出したらどうする?」
『許す!そして私も一緒に騒ぐ!』
不動「あははっ♪良いんだ?」
太鼓鐘「主らしいよな!」
そうして私は着替えをとりに行くため彼らと一度別れ部屋へ向かった
一方広間では
獅子王「なぁ小竜、ちょっと俺と一緒に来てくれ!」
小竜「ん?俺?」
獅子王「そう!それと、そうだな…南泉と山姥切と長義と豊前江も!」
そうして獅子王君は五人を連れて広間を出た
鯰尾「俺も可愛いうちに入ると思うんだけど、自称じゃダメって言われるかな?」
骨喰「兄弟、行くぞ」
鯰尾君は骨喰君に引っ張られ、わわわっ、と言いながら広間を出て行った
にっかり「彼らが許されるなら僕も大丈夫だよねぇ?」
にっかりさんは何かに気付いたのか物吉君の所へ行くと
にっかり「物吉、ちょっと一緒に台所へ来てくれないか?」
物吉「僕ですか?良いですよ。手伝いに行くんですか?」
にっかり「まぁ、そんな所だね」
物吉「わかりました!行きましょう!」
にっかりさんは物吉君を連れて広間を出て行った