第24章 いざ！出陣！【24】

朝食の配膳が終わる頃、小狐丸さんを起こした


『小狐丸さん、小狐丸さん起きて』


トントンと肩を叩くと小狐丸さんは起き上がり、ふぁっとあくびをした


小狐丸「ぬしさま、ありがとうございました。とても暖かい陽気に包まれた様な気がして良く眠れました」


『あっ、それはね、小狐丸さんの寝不足解消にならないか手入れしてみたんだけと効かなかったみたいで…実験してごめんなさい…』


小狐丸「そうでしたか、ですが、とても暖かく良く眠れましたので効き目はあったと思います」


『そっか！良かった！寝起きだけどご飯食べれる？』


小狐丸「大丈夫ですよ食事は大事ですからね」


そうして小狐丸さんに手を引かれ行った先は今日、一緒にお出掛けするメンバーが揃ったテーブルだった
その席につくと


薬研「大将、今日は何か作戦とかあるのか？」


『作戦！？そんなのいるの！？………薬研隊長全部任せた！』


薬研「はははっ！まぁ行ってみないと対戦相手も分からないからな」


『何それー！私が何も知らないからって…むぅ！』


不動「まぁ、試合に出るのは俺達だから俺達に任せてよ」


『あぁ～不動君良い子だこんなに立派になって私は嬉しいよ…』


不動「あははっ！どこかの母さんみたいだな」


『ぉほっ🎵私お母さん？ん？お母さんなら光っ…あっ！』


チラリと光忠を見ると


燭台切「前に言ったでしょ？僕は主夫だよ」


『うっ！みっ光忠はそれを怒らず訂正する所が凄いよね…おかげで反応に困る…』


燭台切「それより朝食が冷めないうちに食べよう？」


『あっ！そうだね、頂きます！』


皆「頂きまーす！」