第7章 いざ!出陣! 【7】
私は1週間前に黒い封筒が届き政府の人が来た事、本丸って言う少し大きな家とそこにある刀の管理をしてほしいと言われここに来た事を話した。
薬研「刀の管理って言われたのか?」
『はい……』
薬研「そうか…なら刀の管理って言われたのに何で本丸に入って来なかったんだ?」
『初めてここにきた日、政府の人が「刀剣達よ!」って叫んでましたし、何の事かわからなかったですけど…門が閉じられる直前に「死なないように頑張れよ!」とか「御武運をお祈りします」って言われて置き去りにされたので…』
『勝手に中に入ったら、誰かに刀で斬りつけられるんじゃないかと思って…怖くて門の前から動けなくなりました。』
そこまで話すと突然狐男さんと、あるじ男さんが飛び起きた!
子狐丸「ぬしさま!」
長谷部「主っ!」
『(ひぃ~~~~~!)』
思わず薬研君の腕にしがみついた
薬研「大将…大丈夫だ…怖かったら俺っちの後ろに隠れるか?」
私は急いで薬研君の背中に隠れると彼の服をキュッと握った。薬研君は首だけで振り返り頭を撫でてくれた
長谷部「あっ、主!?」
子狐丸「ぬしさま…」