第4章 いざ!出陣! 【4】
長谷部「薬研!薬研!」
長谷部が青い顔をして急いで大広間へ戻ると薬研を呼ぶ
薬研「長谷部?門子はどうした?」
長谷部「あの方はもう門子ではない!主だ!言葉に気を付けろ!」
皆「(さすが長谷部、そこはちゃんと注意するんだ………)」
薬研「あぁ、悪かった。で?大将はどうした?」
長谷部「ぁあ!門子が倒れたんだ!すぐに来てくれ!」
皆「(えーーーっ!そこで長谷部、門子って言うか!?)(焦りすぎ)(笑)(長谷部落ち着け)」
薬研「あぁ!わかった!」
そして、二人は走って大広間を出ていった
門にたどり着くと、小狐丸が「ぬしさま?ぬしさま?」と呼びかけていた
薬研「小狐丸、大将は?」
小狐丸「呼びかけても返事をしません。ピクリとも動きませんよ………。」
薬研「わかった。」
そして、額や首筋に軽く触れ熱をはかる「熱は無さそうだ」次に手首を掴み脈をはかる「脈が少し弱いな」
薬研「大将を部屋に運ぶぞ!小狐丸頼む!長谷部は大将の荷物を!俺っちは先に戻って布団を敷いておく!」
小狐丸「わかりました」
長谷部「あぁ!わかった」
薬研は審神者部屋へ走って行った。小狐丸は、「ぬしさま、少し失礼しますよ?」と横抱きにし抱き上げる。長谷部は「主の荷物はこの長谷部が責任を持って、お運びします!」と叫び二人は審神者部屋へと向かった