第5章 いざ!出陣! 【5】
私はフカフカの暖かい布団に寝かされていた。意識が少し浮上した私は布団の心地よさに微睡んでいた
『(……う………ん………布団…フカフカ…温かい……Zzz)』
そして、また眠ってしまった
薬研「(!大将、今、少し笑ったな…よく見てないと気付かない位だったが。長谷部と小狐丸は気付いてないのか…)」
チラッと二人を見る
長谷部・小狐丸「…………………………」
薬研「はぁ~。長谷部、小狐丸、大将はもう大丈夫だ」
長谷部・小狐丸「っ!!!!!!」
長谷部「薬研!何を言っている!?主は全然目を覚まさないじゃないか!」
薬研「大きな声を出さないでくれ。大将が休めないだろ。」
長谷部「あぁぁぁ、すまない。」
小狐丸「で?ぬしさまが大丈夫というのは?」
薬研「あぁ、大将は、今までじゅうぶんな睡眠がとれなかっだろ?今は、ここでゆっくり休めてる。余程布団が心地良かったんだろ、さっき笑ったんだ。」
長谷部「主が笑っただとっ!?」
薬研・小狐丸「長谷部!声が大きい!」
長谷部「あぁぁぁ…すまない………」
薬研「次、また騒いだらこの部屋から出すからな」
長谷部「わ、わかった。気を付ける。」
薬研「わかったなら良い。それじゃ俺っちは多分まだ広間で待ってる他の奴等に大将は大丈夫だって伝えてくる。大将の事、頼む」
薬研はそう言って部屋を出ていった