第18章 いざ!出陣! 【18】
燭台切「皆、おはよう!朝御飯出来たから運ぶの手伝ってくれないかな?」
『光忠おはよー!』
燭台切「あっ!主おはよう、って浦島君?いつ来たの?」
『昨日の夜だよ?』
燭台切「そっかぁ、いるの知らなかったから浦島君の朝御飯が…」
『それなら私の朝御飯、浦島君にあげて?』
燭台切「そうすると主の分が…」
『おにぎり食べたい!光忠が握ってくれた梅干入りのおにぎりが食べたいなぁ~』
燭台切「はははっ、ズルイなぁその言い方、まぁ嬉しいから良いんだけどね?じゃあすぐに作ってあげるからね?」
『わーい!やったぁ!』
そうして私は短刀ちゃん達と広間を出ようとすると浦島君に声をかけられた
浦島「主さん!」
『ん?どうしたの?』
浦島「朝御飯、主さんの分、貰って良いのか?」
『良いんだよ?ここの料理美味しいんだから!ホントここの料理人、天才!ね?お兄ちゃん達もそう思うでしょ!?』
蜂須賀「お兄ちゃん達!?」
長曽祢「あぁ、そうだな」
『ほらね?だから、しっかり朝御飯食べてね?』
浦島「主さん!ありがとう!」
『うん!んじゃ私は皆の朝御飯とりに行って来るから浦島君は、ここテーブル出しよろしくね?』
浦島「了解!」
そうして私は今度こそ短刀ちゃん達と光忠と台所へ向かった
台所へつくと、歌仙さんと堀川君におはよう!と声をかけると二人からも優しい笑顔と一緒におはようと返ってきた
『光忠おにぎりよろしくね?じゃあ私はこれ運んでくるから!』
燭台切「了解!」
私は短刀ちゃん達と皆の朝御飯を持って台所を出ていった
堀川「主さん、おにぎりって…食欲無いの?」
燭台切「浦島君が来たんだよ、それで主が自分の分を浦島君にって」
歌仙「おにぎりだけでは寂しいから卵焼きでも作ってあげようか?」
燭台切・堀川「うん、そうだね」
一方広間では
加州「ねぇ、山姥切、さっき主と広間入って来たけど、主の事起こしに行ったの?」
山姥切「あぁ、ポンチョ返しついでにな」
大和守「僕も主の寝顔見たかったなぁ~」
和泉守「へぇ~ホントは主の寝込み襲いに行ったんじゃないのか?」
山姥切「あぁ、だが浦島がいて出来なかった」
加州・大和守・和泉守「やめろー!」