第17章 いざ!出陣! 【17】
『ゎあ~✨良い匂い🎶今日の夕飯も美味しそう!』
皆が一斉に振り返った
すると小夜ちゃんが走って来てドンッと抱き付いた
『ぅおう!』
そして今剣君も
『おう!』
そして更に蛍君も
『ぅえーい!天使ハーレム💃』
今剣「主樣、もう体は大丈夫なんですか?」
『うん!もう大丈夫だよ!ありがとね?』
蛍丸「主、寝てる時、イモムシになってた」
小夜「巨大イモムシ」
『巨大イモムシ!?うそぉ!?』
蛍丸「ほんと」
小夜「タオルケット体に巻き付けて部屋中転がってた」
今剣「横に転がって移動するイモムシは、初めて見ました!」
『あははっ🎶確かに寝てた時、冷たい所探して転がってた気がする!びっくりしたでしょ?ごめんね!?』
蛍丸「主は寝ててもポップコーンだった」
『おぅ…イモムシからのポップコーン…』
小夜「巨大イモムシより良いでしょ?」
『えっ!?うん、まぁ…とりあえずご飯食べよ?お腹すいたよ?』
すると三人は私をぐいぐい引っ張り近くのテーブルに座った
皆で頂きます!と食べ始めると近くの大人組がコソコソと話し出す
鶯丸「主の、あの格好…俺も抱き付きたい…」
膝丸「無理だろうな、蛍丸達の鉄壁がある」
大般若「小さい子達はあの姿の主に抱き付いても怒られないから良いな…」
獅子王「俺、獅子王君って呼ばれてるから試してみようかな?」
同田貫「お前、前科があるだろ?」
獅子王「え~?俺、何かやったか?」
同田貫「主に抱き付いて、触りたい放題って言っただろ?」
獅子王「ぁあ!でも大丈夫だ!」
蜻蛉切「何を根拠に…」
獅子王「明るく抱き付けばきっと怒らない!」
御手杵「それなら俺もいけるかもな」
巴形「俺も大丈夫だな」
同田貫「いや!お前らダメだろ!?」
大人組がそんな話をしているとも知らず美味しく夕飯を食べ終えると、空いた食器を片付け、また広間へ戻ると、先程の天使達をお風呂に誘った
『小夜ちゃん達、一緒にお風呂行かない?』
今剣「はい!行きましょう!」
それを聞いていた大人組が立ち上がると、それを見た天使達が今日はもう主に近付くんじゃねぇ!と威嚇した