第4章 夢
【翔side】
まさか、ニノに抱かれるなんて。
どっちがどうとか、考えてなかったけど...どっかで、まあ俺が男でいられるんだろうな~
なんて、勝手に思っていた。
何の根拠も約束もないくせに。
でも気か付いたら、こうなってて...
んで。
ヤバいんだけど...気持ち、イイんだよね~(^^;
智くんや雅紀が突っ込まれてよがってても、自分が経験してみたいなんて、微塵も思ってなかったのに。
....でも...これは、マズい///
だって、今まで経験したことのない、この感じ。
癖になったらどうしよ~///
「..一緒に...イコ?」
一緒に...そう言われ、俺のを扱くニノの手に、自分の手を重ねた。
ニノは俺の目を見てから、その手を離した。
『そっちは任せた』とでもいう様に、俺の腰を抱え直し、深く腰を送って来る。
一緒にイクなら、それに合わせて、自分のペースで...
「...ああ...翔さん...俺..」
「...いいよ、俺も、出そ...」
「..あ..イキそっ...中..いいですか?」
「..もう...なんでもいいから...んっ..イクッ///」
...中に熱が広がる感覚。
俺も、それと同時に、目の前が一瞬真っ白になり、
風呂場の床に、吐き出した。
からの~。
マジか///ホントに中出ししやがった(-ω-)/
俺は風呂の床に四つん這いで、ニノの吐き出したもんを掻き出してもらってる訳で...
「すみません...余裕、なくって...」
さっきまで、結構慣れたふりして腰降ってたくせに、項垂れて恐縮するニノが、何だか、可愛い...
「いいからさ、早くやって...あんっ」
あ...変な声出しちゃった///
こんな姿、会社の仲間には、とてもお見せできない...
あ、こいつもそうだった...
指で、中を再度掻き回され、時々感じちゃって。
もうこうなったら、さらばだ!俺の羞恥心///
って感じだよ。
いろいろ処理も終わって、俺はベッドで俯せている。
腰が痛て~(。-`ω-)
「あの...翔さん、俺嬉しいです...翔さんのバージン、俺が貰ったってことですよね~?」
「バ、バ、バージン??」
真っ赤になる俺に、ニノは、
「ふふっ、翔さんって可愛い❤」
とニッコリした。
その笑顔に、俺の心臓がキュンキュンしたことは、内緒にしよう。