第4章 夢
【翔side】
全くさ。
そんなベビーフェイスのくせに、
並み以上のでっかいの、隠し持ってやがって///
ソコは初めて、なのに。
痛いっつーの!!
恨み事の一つも言ってやろうと思って振り返ったのに、
泣いてるんだもん...
ったくさ。
キャラにないことやるなよ~
不覚にもキュンとなるじゃんか///
突っ込まれてるのは俺の方なのに、お前がそんな可愛いとこ見せるから、
...動いて、とか...欲しい..
なんて、言ってしまった。
もうこうなったら、何でも来いって感じだよ。
俺も男だ!!
まあ、ヤラれてる今の段階では、胸を張って言いにくいけど...
でっかいのが入ったソコはまだジンジンしてるけど、動かないと終らないのは、分かり過ぎるほどわかってるから...
「...じゃあ、ちょっとだけ我慢しててくださいね」
申し訳なさそうに言うニノに、
「ちょっとだけで、いいのかよ?」
って笑った。
「だって、なんかもう、直ぐ、出ちゃいそうだから...翔さんの中、きつくて...熱すぎですから..」
「ぶっ///」
改めて言うなよ~...恥ずかしいってば///
......ゆっくりと、ニノは腰を動かしだした。
遠慮気味に、俺の様子を見ながら...
優しく...俺に合わせて抽挿を繰り返すニノ...
俺、こんなに相手を思いやってセックスした事あったかな~?
普段、人の事なんか気にしません、みたいなニノだからこそ、そのギャップに、俺、ちょっと...
いや、かなりときめいてる...
ヤバいレベルだよ...
「...あ..んぁ..ん..ん..ああっ」
「痛いですか?苦しい??」
「...いや...そう、じゃなくて...」
「じゃあ、気持ちイイ、とか?」
「....そうだよ..お前のが...時々、触るから...」
きっと俺、耳まで真っ赤だ///
「...じゃあ、狙っていきます!!」
「えっ!?いやっ..ああああぁ///」
言うが早いか、俺が強請ってるって思ったのかな?
さっきと突き上げる角度を変えて、ヤバい場所を、がんがんついて来る。
「ああっ、やめっ...ダメッ..ソコ..んんぁっ..」
遠慮しなくなったニノに、一気に追いつめられて、また復活した俺のは、恥ずかしいくらいに反り返り、リズミカルに腹に当たって元気な音を立てた。