第4章 夢
【翔side】
ニノの指が、俺の中で蠢く。
始めは違和感と恐怖しかなかった。
そんなところに、まさか、他人の指を受け入れることになろうとは...!?
いや、指どころじゃないんだけど///
俺の反応を見ながら、ゆっくりと入り口を広げていた指が、グッと奥に伸びて来た。
「んんっ...」
思わず腰が引ける。
「少しだけ、我慢して」
そう言いながら、ニノは俺の左足を風呂の縁の乗せた。
「えっ!?...いや..」
こんな格好は流石に恥ずかしいし、脚を閉じようとしたけど、ニノがその間に自分の脚を入れてしまったので、どうすることも出来なくて...
抗議しようとしたその時、
「やああぁ///嘘っ??」
彼の指が、中のある場所を擦ったその瞬間、電流が身体中を駆け巡った。
これか...
これなんだ、智くんが仰け反った場所...
俺の中にもあったんだ!
↑当たり前ですよ~
俺の反応にほくそ笑んだニノは、更に俺の脚を広げ、さっきの場所を擦ってきた。
「あぁ、ダメ...やめてっ...ニノってば」
ニノは可愛い子犬みたいな目で俺を見つめて、
「痛いですか?」
と聞いてきた。
痛くなんかない...寧ろ、気持ちイイ...
気持ち良過ぎるから、怖いんだよ~///
するとニノは、そんな俺の気持ちと戸惑いが分かったのか、
「ちょっとだけ、我慢しててください...今まで、感じたことのない快感...あげますから❤」
あげますって...
言うが早いか、ニノは俺が動けない様に、太腿をグッと抱えてから、俺の中の電流のスイッチを押しまくった。
「...あ..あっ..あ..あぁぁ...出そっ...出る、出る...やめっ...んあっ///」
......イッちゃった///
俺の出したのが、ニノの肩口に飛び散っていた。
脚が震えて立っているのがやっとな俺は、そのまま彼にしがみついた。
「気持ちよかったでしょ~?」
耳元で言われ、俺はゾクリと震えた。
ゆっくりと、ニノの顔を見つめると、ニノはにっこり笑っていた。
....もう、こうなったら...
「もう、入る?ソレ..」
するとニノは、パッと顔を輝かせて、
「じゃあ、後ろ向いてください!壁に手を付いて...」
言うが早いか、俺の身体を反対にし、露わになった蕾に、でっかいアイツを擦りつけて来た。