第1章 Kissからはじめよう
【翔side】
本当は今までのこと全部、夢だったんじゃないかって...そう思えるくらい...
なんだかリアルじゃなくて...
今、俺の上で腰を振り始めたこの人、
...この人、昼間は俺の同期で同僚...
それだけの関係だったよね?
身の危険を感じたら、力ずくで押しのければいいって。
そう思ってたはず...なのに。
夢!?
でも、繋がったソコは、妙にリアルで。
俺のが智くんの中に納まって...
なんなら、もう卑猥な水音まで立ててるし///
「...んっ///智くん、きつっ」
「...ああっ...翔くん...凄い...気持ちイイよ~」
俺の上で、リズミカルに踊る華奢な身体、それに合わせて身体と相反した動きをする『さとしくん』
そっと手を伸ばしてソレを握ると、驚いた彼は体勢を崩して俺の上に倒れ込んできた。
「やぁん///もう~!急に~...」
その隙をついて、俺は一気に智くんと体勢を入れ替えた。
「しょおくん...?」
「リードされっぱなしじゃ、面目丸つぶれでしょ?」
「...ふふっ、なに?それ...」
こんな状況なのに、微笑む智くんが天使に見えてしまう俺って、やっぱ、おかしいんだ...
「あのさ、正直、そんなに持たないと思うから...一気に行ってもいい~?」
「うん...いいよ❤俺もそうだから...」
「断わったからね~!『もう~!翔くん早すぎだよ!』とかいうのは、なしだよ~」
すると智くんは、
「大丈夫だよ...どんな翔くんも、大好きだから❤」
「...大好きとか、言うなよ...」
「だってホントのことだもん❤」
俺は彼の脚を抱えて、ゆっくりと抽挿を開始した。
脚も筋肉質で硬くて、胸も平...
そして何よりも、俺が突く身体の中心で、俺と同じものが揺れていて...
男同士で、こういうことができるって、知らなかった訳じゃないけど。
自分がまさか、こんなことできる人種だったなんて、この瞬間まで知らなかった。
「...あっ...さとしくん..俺..ヤバい..」
「..一緒に...イコっか...」
そう言いながら、智くんは自分のを握って上下に扱き上げ、その尖端のヌルヌルをソレに塗り付けた。
女よりも卑猥なその光景に、俺は一気に上り詰めた。
「翔くん、イクッ///」
彼の尖端から白濁が爆ぜるのを見ながら、俺も爆ぜた。