第1章 Kissからはじめよう
【翔side】
好きかどうかわからない、何て言っときながら、智くんの過去の男にやきもち妬くなんて、それは通りが違うよね~。
分かってるさ。
俺がとやかく言えることじゃない...
だから、せめて、そいつと...そいつ等、なのか?
もうそんなの、どうでもいい...
いや実際はよくない!
よくないけど...このまま彼のソコに、俺のを突っ込むことが出来たら、見えないライバルたちと並ぶ訳で。
ライバルなのか、その関係性ももう分かんないけど...
今言えるのは、『智くんが欲しい』ってこと。
だから、教えてもらうんだ。
次に俺が何をしたらいいのか?
君のこと、もっと知りたいんだ。
「もう一回ローション付けて、俺の中に入れて欲しい..2本でも3本でもいいよ❤」
3本って...そんな入るのか..入った///
向かい合って座った智くんは、その両脚をM字に開脚し、惜しげもなく、彼のいやらしい場所を俺に晒している。
俺は、彼に言われるままに3本の指を中に差し込んでいる。
「その指を、俺の腹の方に曲げてみて~?」
「こ、こう..かな~?」
「あ...上手...だよ、翔くん...ん...」
彼の反応を見ながら、俺は指を動かしてみた。中に、指先でその違いが明らかに分かる硬い場所を見つけた。
ソコを指の腹で強めに擦ると、智くんは顎を上げて仰け反った。
「あぁぁ、翔くん...ソコ、気持ちイイ..」
「ここ~?ここがいいの?」
反射で脚を閉じようとする智くんは、鼻に抜ける聞いたことない様な、甘い声で鳴いた。
「翔くん...ソコ、凄い..翔くん..上手..」
俺を見つめる智くんの目は、涙が浮かんでもう、例えようもなく綺麗だ...
俺の指から逃げようとするその身体を押さえて、俺は、ソコを執拗に攻め立てた。
「..あ..あ.あ...翔くん..俺、出そう..」
「いいよ、出して...見たい...智くんが、イクところ...」
反り返って腹につきそうな智くんのは、ゆらゆらと揺れながら、尖端を濡らしていた。
...もう直ぐ、だな?
「...イクイクッ...ああぁ..翔くん///」
智くんのイキ顔、ヤバ過ぎる...
「あ~あ、いっぱい出ちゃった♪」
そう言いながら俺を見る彼の、誘うような目に、吸い込まれるように唇を重ねた。
...熱病に罹ったみたいだ。