第7章 まだ見ぬ世界へ
【和也side】
なんで、あんなことになってんだ…?
「あぁんっ…相葉ちゃん、もっとぉ…」
床に転がされた大野さんに相葉くんが突っ込んでる光景に、俺は思わず腰を止めた。
「おら!俺のじゃじゃ丸どうだ!」
「あぁ~ん!気持ちいい~、さいこー!」
…なんか、2人ともキャラ変わってない?
大野さんはともかく、相葉くんってあんなオラオラキャラだっけ?
「もっと奥まで欲しいか~?」
「やんっ…意地悪しないでぇ…」
「ちゃんと言ったら、俺のじゃじゃ丸、奥までねじ込んでやるぜぇ?」
「ああっ…欲しいっ…奥まで欲しいのぉ…」
…なんか、すっごい楽しそうだな…
うん、放っておこう。
「ちょっと…ニノっ…」
なんのプレイかよくわかんない2人に気を取られてたら、潤くんが振り返って抗議の眼差しを送ってきた。
しまった、こっちも突っ込んだままだった!
「あ、ごめんごめん」
軽く謝った俺をジロリと睨んできたけど。
そんな潤んだ瞳で睨んだって、可愛いだけなんだけど❤
俺は潤くんにニコリと微笑んで、その先の四つん這いで潤くんのを受け容れてる翔さんを見た。
唇の端に大野さんの出した白いのを付けたままこっちを振り向いた翔さんは、小さく震えてて。
その瞳は欲情に濡れそぼってて。
もう限界が近いことを雄弁に語ってる。
思わず、ゴクンと生唾を呑み込んだ。
「…ニノ…早く…」
甘く蕩けそうな声が、俺の名前を読んで。
耳元でドクンと鼓動が大きく響いた。
「うん。一緒にイこうね?」
俺の言葉に素直に頷いて、自分のを握る。
うわ…可愛い…❤
俺は、目の前の潤くんの、きゅっと締まった腰を掴んだ。
「いっくよ~!」
ぎりぎりまで腰を引いて、一気に最奥を突き刺す。
「んあぁっ…」
「あぁんっ…」
2人の声が、重なった。
そのままガツガツ突き上げると、潤くんの上半身がかくりと崩れて、翔さんの背中に覆い被さる。
「あ、あっ…ニノ、待った…」
「激し、すぎっ…」
「待てないし!」
だって。
潤くんってば、ぎゅうぎゅう締め付けてくるんだもん!
もう、限界だよ!
「あぁんっ…相葉ちゃん、イッちゃいそぉっ…」
「っく…大野さん、俺もっ…」
どうやらあっちもそろそろみたいだし…
こうなりゃ、5人で一緒に…ね?
「じゃあ、ラストスパート、いくよ?」