第7章 まだ見ぬ世界へ
【雅紀side】
あぁ、…イッちゃった。
気持ち良かった…
ニノ、こいつ上手すぎる…
「あれ、見てくださいよ」
手を拭きながらニノが顎でしゃくったのは、
縺れ合う三匹の獣…
俺の…でもある翔さんに、あんなこと…
「どうします?」
「えっ?どうするって…」
ニノの言ってる意味が解らずに、彼の顔を見ると、悪代官みたいな顔して笑ってて…
「折角だから、あそこに参加しましょう♪
じゃあ、俺は翔さんが開発した松潤、戴きますんで~。相葉さんは大野さんで❤」
言うが早いか、ニノは俺から離れ、盛り上がる3人に近付き、
「仲間にイレ~テ♪…あ、なんかやらしい言い方になっちゃった(^^)」
そう笑って松潤の背後から、彼の腰を抱えた。
「えっ!?ちょっ、ニノ、待って…」
焦る松潤に、悪代官は、
「大丈夫です。ちゃんと解すんで♪」
そう言って電光石火の早業でローションを指に垂らすと、松潤の孔に差し込んだ。
その間、僅かに8,5秒。
無駄のない動きで、見事、松潤に断る隙を与えず、目標物をゲットした。
流石だ…
よし、なら俺だって!
愛しの翔さんの頭を抱え、腰を振ってる節操のない獣に、正義の制裁を与えるべく、
俺は背後に回り、リズミカルに動く腰の動きを止めた。
「ふぇっ?相葉ちゃん…なに?」
ビックリした顔の大野さんに、
「後ろがお留守だから、貸してね❤
ニノ、ボトル~!」
見事な連携プレイでローションを受け取った俺も、ニノに負けない早業で、9,9秒後には大野さんの蕾に中指を突っ込んでいた。
「あああっ、やあぁ…」
俺の中指に、可愛い声を出して、仰け反った大野さんは、潤んだ目を俺に向けて、
「…優しくしてね…」
と言った。
……何だよ…可愛い…この人…
まあ、翔さんには負けるけど…
そう思ったら、俺のじゃじゃ丸が一気に熱を集めて膨らんだ。
ああぁ、早く突っ込みてー///
見ると、四つん這いの翔さんの腰を抱えて、猛るマグマをぶち込んでいる松潤の後ろから、
滅多に見せない雄の顔したニノが、
迷うことなくマグナム級のを送り込んでいた。
…とんでもないその地獄絵図に、
俺の興奮も、あっという間に頂点を越えた。
……縺れ合い、絡み合う5人の男たち……
これで、いいのかな?
沸き上がった小さな疑問も、
大野さんの甘い声に欠き消された。