第7章 まだ見ぬ世界へ
【潤side】
イッちゃった翔さんは、俺の肩にぐったりと凭れ掛かって乱れた息を整えている。
ほんのりピンク色に染まった小刻みに震える体が、スゴく可愛い。
その時、相葉くんの小さな叫びみたいな声が聞こえて。
驚いてそっちを見ると、ニノに後ろから抱きかかえられた相葉くんが、その先から白いのを吐き出したところだった。
あいつら、何やってんだ!?
びっくりして2人をまじまじと見ていると、腕の中で翔さんがもぞりと動いて。
欲情に濡れた瞳で、相葉くんを見つめてる。
「…翔さんも、もっと気持ちよくなりたい…?」
耳朶に軽く歯を立てながら囁いてやると、ピクリと動いて。
ゆっくりと俺へと視線を戻し、ひどく妖艶に微笑んだ。
「…欲しい…もっと…」
ぷっくりとした唇が、その先を強請る。
ぞわりとするものが腰の奥から迫り上がってきた。
翔さんを抱き締めながら、大野さんへと視線を送る。
大野さんはニヤリと笑うと。
『い・い・よ』
唇を、動かした。
じゃあ、遠慮なく~♪
「いいよ。翔さんの欲しいもの、あげる❤」
俺がそう言うと、大野さんは翔さんを膝から下ろし、床に四つん這いの体勢を取らせる。
「ひゃぁっ…」
それから素早く翔さんの正面に回り、驚くべき早さでズボンとパンツを脱ぎ去ると、ぶるんと飛び出た自分のを翔さんの赤い唇の前に突き出した。
「じゃあ、翔くんは俺のを気持ちよくしてね?」
目の前に突き出された大野さんのそそり勃ったものを見つめる翔さんの喉が、ゴクリと鳴った。
おずおずと舌を出し、ペロリと先端を舐める。
「んっ…」
思わず、って感じで大野さんからやらしい声が漏れると、満足げに微笑んで。
根元を握ると、ゆっくりと口の中へ飲み込んでいった。
「あっ…翔くん、熱いっ…」
大野さんが、熱い吐息を漏らす。
すぐに聞こえてくる、卑猥な水音。
「んっ…上手だよ、翔くん…」
翔さんのぷるぷるの唇を出たり入ったりするそれを見ながら、俺は翔さんの白いお尻を掴んだ。
「いくよ?」
「んっ…」
漏れた甘い声は、いいよって合図だよね?
俺は先端をつぷりと中へ埋め込み、体重を掛けて一気に貫く。
「んあぁぁっ…!」
「あっ!外しちゃダメッ!」
大野さんは反動で溢れた自分のを、翔さんの口の中へ押し込んだ。
この人、鬼っっ!!