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【HQ】キミ色オレ色

第6章 スキ、キライ。キライ、スキ。



「で、用件は何ですか?」

こんな格好でずっと玄関に立っている訳にはいかない。
なので、用件を黒尾センパイに聞いた。

「あ、一緒に学校行かね?
今日、研磨休みだしさ、な?たまには良いじゃん」

「分かりました。
じゃあ私の部屋来ます?
外で待ってるのも、あれですし。」

「サンキュー」

そう言うと、黒尾センパイは靴を脱ぎ、角の方で揃えると、お邪魔します。と言い、私の後ろに着いてきた。


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