第29章 それぞれ
「下、脱がすよ」
鉄朗はそう言いながら、私の返事も待つことなくスカートの中に手を忍ばせた。
「足閉じんなって。ほら、広げて」
手でスカートの中を見えないように抑えながら、恐る恐る足を広げる。
すると鉄朗は私の足をつかみ、思い切り広げた。
「もっとだよ。無理やりやられたかったかァ?それと、手、邪魔な」
「ヤダ…」
「あ?その割にはパンツ濡れてんだけどなー。ま、とりあえずこれも脱がすか」
濡れてることは分かってる。それでも、いちいち声に出されてしまうと、恥ずかしい。
片足だけパンツを脱がされ、中途半端に履かされたまま、鉄朗の頭は私の股の間にあった。
「こんなに濡らしちゃってかわいいなぁ、ほんと」
そう言うと陰核を思いきり吸われ、思わず声が出てしまう。
「んぁぁあッ…!」
久しぶりだから、というのもあるのだろうか。ものすごくキモチいい。
頭がおかしくなってしまいそうだ。