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【HQ】キミ色オレ色
第3章 共通点
「あ、実はな、家が近かったから送らせて貰った。
綾菜チョー、カワイイからさ、どうせなら一緒に帰ろっかなって思ってな?」
「お前ん家、近かったんだな!
知らなかったわ。
てか、俺の綾菜めっちゃカワイイだろ?!
俺もそう、思う!」
木兎が叫んでいると、
制服の上だけ着替えた綾菜が、玄関に戻ってきて言った。
「別に可愛くないから。
あと、そこで叫ぶのやめなよ。近所迷惑でしょ?」
そう言うと、
言葉だけ残して、また、どこかへ行った。
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