• テキストサイズ

【HQ】キミ色オレ色

第18章 密着



私たちが体育館につくと、クロがみんなの前で話を始める。

「…と、言うわけで、今から男バレと吹部で水遊びを始めます。これは顧問の指示だからちゃんとやれよー。あ、じゃあ吹部の部長サン、詳しいことは説明してネ」

「はいはーい。言われなくてもやるから」

やっぱり、私なんかよりも、同学年の方がいいのだろうか?
ものすごく、親しそうだ。

そんな、醜いことを考えていると、部長が話を始めた。

「ま、とりあえず息抜きとして水遊びやるからね。
んで、このままいくと人数的に私たちの方が有利だからAチームとBチームで別れて男バレのほうとくっつけることになってるから、テキトーにくじ引いてね。」

水遊びなんて何年ぶりだろう。
でも、楽しそうだし二分の一の確率でクロと同じチームになれるってことだよね。



そんなことを考えつつくじを引くと、私はAチームだった。

/ 537ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp