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【HQ】キミ色オレ色
第2章 興味
先輩は私の隣をずっと着いてくる。
すると、名前を呼ばないと絶対に困るわけで。
「黒尾鉄朗…な?」
心の中で思ったことが、
この、黒尾センパイ?にばれてる?
「え?」
おもわず、こう、返してしまう。
「オレの名前、知りたかっただろ?」
「は?バカじゃないですか?
そんなわけないですよ」
「え?そうなの?
でも、呼んでよ?オレの名前。」
めんどくさい…
でも、名前を知れて、嬉しい?
…ってこんな犯罪者みたいな、顔の人の名前知って、何が嬉しい、だよ!?
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