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【HQ】キミ色オレ色
第2章 興味
「木兎…綾菜…」
話しかけられたら、無視をするだけ。
たったそれだけなのに。
なぜだろう。
無視…できないや。
それに、
どうしてこんなに冷たくあしらってしまうのだろう。
「へー。
木兎綾菜かぁ…
は?え?木兎?あの?うるさい木兎?
…イヤ、違うよな?」
なんて、隣の男はごそごそと呟いている。
…うるさい木兎?
あ、お兄ちゃんのこと?
もしかして、バレー仲間てきな感じかな?
なんて思い、
聞いてみる。
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