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Pink*Flower Blossom〖R18〗

第4章 ♡太陽差す場所。陰る場所


すると、冷たい瞳で一瞥され、
そのままドサッと正面に座られた。


「........あ...の...」


『あいつで何人目だ?』


「え...?」


『だから、この屋敷に来てあいつを含め、
お前は一体何人に身体を許したのかと聞いている』


「そ、...んな...!わたし、は...!」


『早く答えろ』


「......。さ、3人......です...」


『...ほう?
...俺と、花臣に凌、そしてあのアホみたいに明るい執事...少なくとも4人いるはずでは?』


「羊さんとは...していません」


『............なるほどな』


少しの間沈黙が流れる。


『で、お前は、誰に拾って貰ったのか...
こんな数日で忘れてしまうほどの馬鹿なのか?』


「...っ、そ、れは...」


『お前は誰のものだ』


「.........」


『早く答えろ』


冷たい瞳で見つめられる。


「ご、ご主人様...月臣様...です......」


『...そうだよな?
なのに、たったの数日で俺以外の複数の男と寝るは、拾って貰った恩も忘れ、少し優しくしてもらっただけの一執事に、"ご主人様"にも見せたことのないような笑顔で笑いかけるは......
お前は、お前のここでの在り方を、全く理解していないようだな』


「.........申し訳...ございません」


ついさっきまでは、
暖かい太陽の下で笑っていたはずなのに、
こんなにも早く、月の下で夜の暗闇を見ることになる。


苦しさにぎゅっと唇を噛み締めて
下を向いていると、
顎を捕まれ、ぐっと上を向かされた。


『もういい。
とにかく、俺は今イライラしてるんだ。
メイドらしく、ご機嫌取りでもして貰おうか』


「......ご、きげん、とり...ですか...?」


めるが不安げに瞳を揺らすと、
月臣は、顎にやった手を離し
ベッド横の椅子に腰掛けた。


『ここで今すぐ自慰をしろ。
俺によく見えるようにな』
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