第3章 ♡抗えない身体
抵抗しようとするも、身体に力が入らず、
いとも簡単にエプロンのリボンを解かれ、
ぷちぷちとワンピースのボタンも外されていく。
「あ......」
ボタンを外されたワンピースは、
ぱさり...と音をたてて床に落ち、
身につけているものは
あっという間に下着だけになってしまった。
『ほら、もうこんなに脱げちゃった...』
「や...み、ないで、くださ...」
『ふふっ、恥じらう女の子は可愛いな...
よい、しょっと...』
「きゃ...!」
凌はめるを横抱きにして
ベッドへと運ぶ。
ベッドにつくと、優しく身体を横たわらせた。
「し、のぐ...さん...ああ!」
すぐに覆いかぶさり、首もとにキスを落とす。
ちゅ、ちゅ...と首に吸い付きながら
ブラを器用に脱がせていく。
『ん...ちゅう、ちゅるっ、ちゅっ...』
「あんっ、やっ...あんっああ...」
ブラをそっとベッドの外に投げ捨てると、
やわやわとその膨らみを揉みしだく。
「あっ、あっ、やんっ...ああん」
『めるちゃん...おっぱい大きいね』
言いながら、わざと中心の頂きを避けるように
胸を指でなぞっていく。
すると、めるはそのもどかしい動きに、
はぁ、はぁと息だけが荒くなり、
その苦しさから瞳を潤ませる。
「はぁ...はぁ...し、のぐ、さ...
はぁ、あ、あの...」
『ん?なぁに?』
「あ、あの...や、です...
いじ、わる、しないでください...」
『いじわる?なんのことかな?』
凌はにこっと笑いながら首を傾ける。
『してほしい事があるのなら、
ちゃんと自分のお口で言わないと...
僕、わかんないよ?』
「あ...は、...はぁっ...そんな...」
『言わないと、ずっとこのまま』
その言葉に、泣きそうに顔を歪めながら
めるは震える唇で言葉を紡ぐ。
「あ...触って...ください...」
『ん?』
「ち、くび...触って...ください...」
『ふふっ、わかったよ』