第3章 ♡抗えない身体
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「はぁっ...はぁ...」
『めるちゃん、大丈夫...?』
あれから数分後...
すぐに媚薬の効果があらわれ、
めるは身体の火照りに悶え苦しんでいた。
「は、ぁ...媚薬って...はぁ
こんな、すごいものなんですか...」
『まぁ...僕の家も、時環家と同じくらいの名家だし...それなりのルートで手に入れてるものだからね...。さすがにそこらの子供騙しの媚薬とは違うわけで...』
「はぁっ、はぁっ...そん、な...」
頬を赤く染め、息を乱すその姿に、
凌はゴクリ...と喉を鳴らす。
『ねぇ、めるちゃん...苦しい?』
「はぁ、そりゃあ...く、るしいです...」
『...それじゃあ、僕が助けてあげようか?』
「え......きゃあ!!」
急に頬に手を添えられ、
媚薬で敏感になっている身体は
それだけでビクリと跳ね上がる。
「し、のぐ...さん...?」
『今から君を助けてあげるよ...』
「....っ!.....ん!んう!」
そのままゆっくりと優しく唇に口づけた。
『ん、...ん...ちゅっ、ちゅう...ちゅ...』
「あ、ん、んう、ふぁっ、は、はぁっ、は、ぁん」
甘くとろけるようなキスを送られ、
いつも以上に声が漏れる。
『ん、はぁ...
めるちゃんの声...可愛いね...
舌、入れるよ?...口あけて...』
媚薬のせいで頭がまわらず、
言われるままに口を開ける。
『ん...いい子...ちゅっ、ちゅるっ...』
「んっ...ふぁ、ぁ...ぁあ、は、んう...」
くちゅくちゅ...ちゅるっ、ぐちゅっ...
甘い刺激に抵抗できないめるの舌を絡めとり、
卑猥な音をたてながら
めちゃくちゃに口内を犯していく。
『ん...ちゅう、じゅるっ...ちゅるっ』
「あ...はぁ、ん、ん...んう...ぁふ...ぁ」
ちゅぷっ...と音をたて、
透明の糸を引きながら唇を解放すると
頬を桃色に染め、
瞳に涙を浮かべためると目があう。
その色っぽい姿に
凌の心臓はどくん、と音をたてた。
『めるちゃん......服、脱がせるよ...』
「え...、ぁ、や...だめ、です...」