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Pink*Flower Blossom〖R18〗

第7章 ♡月と雪と日陰の花と、日向の花


『......めるちゃん...だから...』


「きゃ...っ...」


優しくぎゅっと抱きしめられる。


『そんな優しいこと.........
好きでもない男には言っちゃだめなんだって...。
......すごく嬉しい......けど...
こんなの、ある意味拷問だよ......。』


抱きしめるその腕に力がこもる。


『もぉ...好き。本当に好き。
絶対に、僕だけのモノにする。』


「......は、なおみさ...」


『はぁ......しかも、あんな可愛いこと言われて、
なにもせずに仕事に戻らなきゃいけないとか...
あぁもう...こっちの意味でも拷問かよ...。
はぁ......月にぃが帰ってきたら
速攻めるちゃん襲いに行くから。』


「え......そ、れは...」


『だめ。行くったら行くの。
めるちゃんのせいでもあるんだからね。
.........それじゃ、名残惜しいけど
そろそろ本当に時間やばいし
もう行くね。
...さっきの言葉、嬉しかった。
それじゃあまたね。』


最後にもう一度、唇にキスを落とすと
花臣は部屋を後にした。
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