第22章 forget me not~忘れないで~
「潤の、味がする…」
「……」
「これ…好きでしょ?」
翔くんは俺と目を合わせたまま、
根元を手のひらに包んで、裏筋を舐め上げ、
深く現れた溝を、くるりと尖らせた舌先で刺激した
「あああっっ///」
待ちわびたその刺激だけど、堪らず閉じようとする膝は
逆に大きく左右に開かれてしまい、
愛する人の目に、息づく蕾が晒された
「…潤、欲しいの?」
「………」
「欲しいなら、欲しいって…素直に強請って
…聞きたいな…潤の…可愛いお願い…」
可愛いって……
顔から…火が出そうって…こんなことかな?
躊躇う俺の顔を見て、翔くんが少し意地悪そうに、
ほんの少し口元を歪めた
……そんな顔も、好きだからしょうがない…
「…イレて…翔くんの硬いの…俺ん中に…」
俺の羞恥の殻を破った懇願に、
翔くんは満足そうな笑顔で言った
「潤、サイコーだよ…」
慣れた手つきでボトルから出した液体を指に纏わせ、
孔が良く見える様に腰を引き、脚を上げた
そのまま、指で周りを押し広げるように撫でてから
ゆっくりと指を埋め込んだ
「ああっ…」
感じる…俺ん中で、翔くんの指が蠢く
内壁を擦り、緩やかに抜き刺しすると、
粘着質の音が漏れた
「翔、くん…もっと、もっとシて…」
「潤の、イイトコロは…こっち…かな?」
…………//////
電流が背中を駆け上がり、脳髄を刺激した
身体中の全神経が、そこに集まったかのように
翔くんの指を甘受している自分…
「ビンゴ♪」
翔くんがスーッと目を細めた