第20章 君をずっと思ってる

反応を楽しむように、ソコを攻めると、
潤の身体は、ピクピクと小刻みに震えながら、
ほんのり薄桃色に染まって来た。

「…潤、気持ち、いい～？」
「…んっ…しょおくん…少し、止めて…」
「え～？ダメだよ…指が勝手に動いちゃうんだもん」
「あっ///嘘ばっか…んんぁ…ちょっ///」

潤の肌が、汗でしっとり潤んできた

……近い、よね？

ポイントを責める指はそのままに、
目の前で揺れながら、雫を零すじゅんをキュッと握った

「ああああっ……出ちゃ…っ…た」

その瞬間、尖端から、熱い飛沫が飛び散った

潤の腹と、
そして俺の頬に……


甘い吐息を漏らしながら、
仰け反った顎をゆっくりと戻し、潤は俺を見た

その漆黒の瞳を見つめながら、頬の熱を手の甲で拭い、それを舌でペロリと舐めて見せた

……潤に見せつける様に…

絡み合う視線…
言葉はいらない…

俺は、持ってきた避妊具を破くために口に咥えた。
すると潤が、

「貸して？」
と手を伸ばした。

付けてくれるつもりなんだって。

それも悪くないな、って…
それを手渡すと、潤は、その袋をベッドの下に落とした

「なんで？」
「そんなの、いらないよ…そのまんまの…翔くんが、いい…」
「……潤」
「…いいから…イレて…」


そんな顔…いつの間に覚えた？潤…


「じゃ…いくよ？」
「ん…」

潤は俺を迎え入れるために、両太腿を抱え、
ソコを大きく広げて見せた


躊躇う事なんかない
何度も貫いてきた、潤の秘所…

中が、どんなに熱いのか、

どんなにイイのか…
俺は知ってる…

…俺しか、知らない…


目の前の、美しい青年を征服したのは、
世界中でただ一人…

俺だけ…

そう思う高揚感を押さえながら、
俺は尖端を、ソコに何度か擦りつけてから、
ゆっくり蠢く中へと突き刺した