第20章 君をずっと思ってる

「…アッ…や…だめ…」
「なんで？…触って、欲しそうに…揺れてたじゃん…」
「あぁ、違う…」

耳元で囁く低音は、まるで麻薬…

俺の理性を剥がしてく

「翔…可愛い…もっと、声聞かせて…」
「…Ｊ…気持ちイイ…もう、イキ、たい…」
「…ホントだ♪…こんなに、先、ヌルヌル…」

そう言いながら、Ｊは熱の集まるその先を、
親指の腹で強めに擦った

「あああっ/////やぁっ…」


………呆気なく、放たれた欲がソファを汚した。

膝が震えて、身体を支えるのがやっとの俺は、
そのまま、Ｊに寄り掛かった

すると、角度が変わった中の熱い棒が
俺の好きなところを刺激した…

慌てて身を捩り、逃げようとしたけど、
Ｊはそれを許さない

「翔…たくさん出たじゃん…」
「…し、知らない…」
「…もっと気持ちよくしてあげる♪一緒に、天国へ行こうぜ～」

そう言ったＪは、俺からいったん出ると、
力の入らない俺の身体をあっという間に寝転んだ自分の上に乗せた。

「えっ…」
「上になって♡」
「…Ｊ…」
「翔がイレてよ」
「……うん…」

抗えない……

もっと欲しいから…

Ｊが…

Ｊのことが欲しい
Ｊをもっと感じたい


俺は、Ｊ見つめたまま、その中心でそそり勃つ滾りを、ゆっくりと咥え込みながら腰を落とした。

「ああああっ///深っ…」

その瞬間、一気に下から突き上げられて、
目の前が真っ白になった。


後ろに倒れそうになる俺を慌てて抱き留めたＪが、
腰を緩く送りながら、言った。

「翔…好きなように動いて…」

「………」

出来ない、とか、無理、とか…
そんな言葉で誤魔化せる余裕が…もうなくて…

俺は、Ｊの肩に両手を掛けて、腰をバウンスさせ始めた。


好きな強さで、
好きな角度を探しながら、

夢中でＪを貪った…