第1章 ~Prologue~
「…J…ちょうだい…全部欲しいよ…Jが…」
「翔…可愛い…最高だよ…おまえ」
俺を蔑むようなJの言葉に、
俺はまた、堕ちていくんだ…
「どうする?…このまま、イッテいいの?」
「…うん…」
「だ~か~ら~…うんじゃねえ、って何度も…んんっ…マジで、ヤベえから…」
苦しそうに息を詰めて堪えるJに、
俺は秘かに、微笑む…
「…J…中にちょうだい…いっぱい出して…」
「オッケイ~🎵」
俺の言葉を待っていたように、彼は抽挿のスピードを上げた。
俺の腰を抱え込む指が、肉に食い込む。
「…あ、あ、あぁ…イクイクイクッ…あぁ///」
「翔…出すぞ…あっ…出る…んんぁ///」
部屋の中に響く、俺達のぶつかる音と、
繋がってるソコから漏れる、ぐちゅぐちゅという卑猥な音…
頭の中がスパークして、真っ白な世界が広がる…
この日何度目なのかもわからない吐精の後、
俺は意識を飛ばした。
この人に溺れていく…
それが、逃れられない底なし沼だと分かっていても…
俺はまた、この目に会いに来てしまうんだ。
誰もを引き付けて離さない…
パープルの瞳。
J……