第1章 ～Prologue～

「…ああっ…やめて…そこ…ん///」
「おまえの…やめては…もっとシテ…だろ～？」

彼が、俺の脚を抱えて揺さぶる。

もうさっきから、何度イかされたか分からない…

「ひゃっ///」
「今度はこっちな…好きだろ～？」
「好きじゃ…ない…」

俺の身体をクルリと四つん這いにして、
直ぐに中に入って来る…

「こんなに、締め付けて来るくせに…好き、じゃない…なんてさ…
どのお口が言ってんの…って話🎵」

彼の言葉に、俺の身体は熱くなる。

「…ん…んぁ…やっ///」
「…嫌がる…翔が…堪んね～んだよ…」
「…だって…」
「…分かって、やってんだろ…ほらっ、もっと鳴けよ…」

とぎれとぎれになる意識の中…
また、そっと自分のに手を伸ばす…

その尖端は、また、欲情の蜜を溢れさせている…


俺は後ろを振り返った。

彼は、俺に浴びせかける言葉とは真逆の、優しい顔で俺を見つめている…


…ねえ？

あなたは、誰なの？？


…本当は、誰なの？？


「…あっ…翔…俺、もうヤバい…」
「…うん…いいよ…」
「いいよ、じゃなくって…ほら、強請れよ…」

恥ずかしい…頬が熱い…


だけど…