第18章 amends ~償い~
「…ああ…ソコ…気持ちイイ…」
「ココ~?…かな~?」
「あああっ…ヤバい…」
角度を変えて突き上げれば、潤の身体は小さく跳ねる。
「声~…」
親が寝たのを確認してからことを始めたんだけどね。
だから声くらい少し出しても分かんない…
だって、テレビではおどろおどろしい音楽と
絹を裂くような女性の叫び声が…
潤の可愛い喘ぎ声なんか、下まで届く筈なんだけど。
敢えての禁止ね?
「聞こえちゃうってば~」
「…あ、ごめんっ…やあっ///あ、ごめ…」
言葉の途中で、ギリギリまで抜いてから、
思いっきり突き上げてやった。
「…潤…可愛い…」
「もう…翔くん…意地悪~…」
「だって、潤がエロいから…」
背中に両手を回し、身体を起こして抱き締めた。
「ああぁ…深い…」
「どんな感じ~?」
下から規則的に突き上げながら聞くと、潤は頭を左右に振って唇を噛んだ。
「…潤…言ってよ…どんな?…言葉で聞きたいな」
「…中で…ぁ…俺の中で…翔くんのが…」
「俺の…ってどんなっ?」
「…あぁ…硬くて…熱いよ…」
「俺の、好き~?」
「好き…翔くんのも…翔くんも…ああっ…もっとぉ」
言葉にして言わせると、潤はもっと感じるんだ…
恥ずかしいことを口にしてる、っていう自分が、
潤の羞恥心の最後の壁を崩す…
「もっと?何…?」
「もっと奥まで欲しい…もっと、翔くんでいっぱいに…
俺の中…あああっ、イキそう…」
潤は俺にしがみ付いて、自分から腰を激しく振った。
余裕かましてる場合じゃないな~、これ…
「潤…俺、もうヤバいかも…」
「…翔くん…俺も…俺もイキ、たいよ…」
「一緒に…イケる?」
「…うん…イケる…っああ…」
そう言いながら潤は自分で上向く茎を握り込んだ。