第18章 amends ～償い～

Ｊは俺のを根元から握って、
尖端だけを嬲るように舌先で弄ぶ。

押さえようとしても漏れ出てしまう甘い吐息…


……欲しい…本当は、もっとシテ欲しい…
でも…そんなこと、恥ずかしくって、とても…

そんな俺の気持ちを分かっているのか、
Ｊは尖端を咥内に入れ、尖らせた舌先でなぞったり、
裏筋を舐め上げたりした。


ああああ……もう…我慢しないで、このまま…

「翔…イキたい？」
「……そんな…こと…」
「素直になれよ…イかしてやるから～」


さっきからの刺激で、正直もう、ヤバいから…

……素直に…なりたい…でも…


唇を噛みしめた俺を見たＪは、
口から出した、硬く勃ち上がる欲情の象徴の先を、指の腹で何度か強めに擦ってから、
ソコを抉じ開けようを指先を押し込んだ。

その瞬間…

Ｊの指を押し上げるように、熱い飛沫が飛び散った。


「あ……」

目を開けてＪを見ると、
Ｊは、俺に見せつける様に、指に纏った俺の熱ごと、口の中に入れて見せた。

「……ごめ…俺…」

Ｊは目を細めて、優しげに笑いながら、
今舐めたその指を、俺の口元に持ってきた。

………絡み合う視線の中…
俺はその指を、自分の口に取り込んで、舌を絡ませた。

Ｊとは違う、苦い味がした。


「翔…すげえ…綺麗だよ…」

Ｊの言葉に、俺は自然に後ろがキュッと硬くなったのを感じた。

いつの間に…俺…
こんな身体になった？


Ｊが……欲しい…

中に…
俺の中に入れて…掻き混ぜて欲しい…

潤んだ目でじっと見つめていると、Ｊは、

「もう、言えるだろ？」
と…そう言った…


「……Ｊ…欲しい…中に、Ｊの…お願い…」
「翔///」

Ｊが、俺の背中を抱き起して、
強く、強く抱き締めてくれた…


目尻を、熱い雫が零れ落ちた。


…Ｊ……愛してる……