第18章 amends ～償い～

「…んっ…ちょっ///」

Ｊが俺の頭を抱えて、唇を落として来た。

「…ねぇ…シャワー…したい…お願…」
「ダメ…待てない…」

いつもは優しいＪが、
初めて見せる激しさで俺の服を剥ぎながら、
唇を首筋へと滑らせた。

「…あぁ…Ｊ…」

一瞬、身体中を甘い痺れが駆け巡った。

「…翔…汗の匂い、する」

耳元で、そうＪに囁かれ、
恥ずかしさでカッと顔が熱くなった。

「もう～///だから、シャワー、させて、って…」
「いいから♡…翔の汗の匂い…そそる♪」

ワザと、俺が恥ずかしがるって分かっててＪは、俺の耳の後ろで大きく息を吸い込んで見せた。


……そんなＪの行動に、俺の芯は、疼き始める。


俺って…こんな風にされるの、
本当は嫌じゃないんだ…だって……

「ああっ…ソコ…」

Ｊは俺の反応を楽しむように、指先でまだ柔らかい胸の先を強めに摘まんで、捻った。


思わず仰け反った喉に、Ｊが歯を立てた。


………自分でも知らなかった、俺の奥に眠っていた感覚…
戸惑うけど、身体は正直に、熱を持って次の刺激を求めてしまう…

俺は、僅かに残る羞恥心で蕩ける顔を見られまいと、
Ｊの首にしがみ付いた。


「…翔…感じるの？」
「………」
「ねえ～、どうなんだよ？」

Ｊの手が、するっと下に滑り、
形を変え始めたおれを手のひらに包んだ。

慌てて腰を引くけど、Ｊの手からは逃げられない…

「持ち主よりも、こっちの方が正直みたいだね？」
「……そんなこと…」

酷くされることに、いつも以上に感じてしまう身体が疎ましい…

「正直ないい子にはさ～、ご褒美あげなきゃね♪」

言うが早いか、Ｊは俺をソファーに押し倒し、
あっという間にズボンと下着を膝まで下げてしまった。

まだ明るい部屋の灯りの下、
Ｊの鼻先に、俺の欲望の証が晒されてしまう。


「……」

目を閉じて顔を横に向けた俺に、Ｊは、
「今、気持ちよくシテやっから♡」

とその尖端をペロリと舐めた。